作 天文 二 六 十五 「きと申され候へく候よし 申とて候 かしく」 東寺の事一日ゆきつねの すくねちうさくのふん にて無事に なり候かと おほしめして候へは 又なにかと申候てことやふれ 候へきやうにたゝいま 申候かた候てきこしめしをよ ハれ候くわんはくよりあつ かハれ候よしさた候 さやうもある事やらんとにも かくにもそつしのさた候てかたて うちにてことやふれ候てハ くせ事にて候へきよしを   (切封墨引)    そちの大納言とのへ