【表紙題箋】 風流美人草 西川筆 【番号】266 《印:林忠正》 JAPONAIS 266 衣(そ)通(とをり)姫(ひめ) しるしも 我かせこか  くへき   よひ    なり   さゝかにの 蜘の   ふる     まひ   かねて 【フランス語書き込み:1er tirage de kamatsuhara?】 小町 理りや日本なれは てりもせん さり とては又あめか 下とは もの 思へは  沢の ほたる   も 我ケ  身   より あく  かれ   出る  たま   かとそ     見る      和泉(いづみ)              式部(しきぶ)    紫式部(むらさきしきぶ) 石山寺に  こもり    居て    げん     じ   もの    がたり       を    うつ     し    給ひし      なり 風 ふけ  は お  きつ   しら波    たつた山 夜半にや    君か  ひとり   ゆく    らん 【右頁人物】 業(なり)  平(ひら) 【左頁人物】 井筒(いづゝの)    前(まへ) 【右頁人物】 山路(さんろ) 【左頁人物】 玉よの姫 【右頁人物】 浄(じやう)るり  御前(ごぜん) 【左頁】 牛若丸(うしわかまる)    琴(こと)の       音(ね)         を       笛(ふえ)にて       あわ         し         たまふ     【右頁人物】 西行(さいぎやう)法師(ほうし) 【左頁人物】 江口ノ(えぐちの)   君(きみ) 【背表紙左下にシール】 JAPONAIS 266 【側面の画像か】 【側面の画像か】 【側面の画像か】 【側面の画像か】